↑孵化後、バイバードボックスで残留する稚魚
■速報!2003年単一水系発眼卵放流実験報告 順次UPしていきます
■この河川は、以前、仕事で知り合った地元の地方自治体の職員の方から詳しい現状を聞いて、まず漁協の事業計画から全く外れている理由等について伺う機会がありました。その回答は余り納得できるものではありませんでしたが水産資源を維持するための様々な”経済的要素”が基本的に欠けている事だけは何となくわかりました。しかし、自分で年間水温を計測した結果、この河川は盛夏でもヤマメの限界棲息温度の15℃〜17℃を越える日はなく、餌の水生昆虫も豊富で特にカゲロウ類の幼生は渓魚が棲息できるには十分すぎる棲息量だという印象を持ちました。
放流河川...昨年と同所の漁協の管轄外小河川、川岸一帯の山林を所有するオーナーの方から快諾を頂き入渓設置。 設置場所...唯一の降下地点まで四輪駆動車で準備物を搬入後、昨年よりさらに下流の流れ込み付近にバイバード方式で。 放流匹数...ヤマメ発眼卵(西城川水系採卵種)3000粒