フライフィッシャーの原点
小川川毛針専用釣場
(吉和村)

*ドライフライ推奨河川
ビジター向け
K川
Y川
ブッシュマニア向け
M川
W川
T川
ハードクライマー向け
H上流
K川
R川
ウエルカムゲートあります
初・中級向け
フィッシングレイクたかみや
上級向け
フライスポット大谷
超難関
湯原温泉ます釣場

フェアバンクス他1986年
new!非漁協権設定河川)
new!(画像が多く重たい)


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VOL.2 2003年、そして今年また新しい展開が!
地元ソロー氏が現場作業に加わられました

クレードル(幼魚箱)式
発眼卵4000粒■
20031114
昨年と同じ単一水系

使用しましたクレードルとは前回までバイバードボックスで気がついたいくつかの欠点を改良するため試作した稚魚箱のことです。バイバードのスリットから最終的に稚魚が自主的に抜け出しネイティブに近い環境で育つ状態を保持するため、1.受精卵より編み目が小さく2.さいのうを抱えたまま通過できる幅に留意し材料を探した結果、バイバード3.2mmに対してメッシュ3.4mmという近似のものが見つかり実現できました。
今年よりかねてより公私ともにお世話になっている現地森林一帯のオーナー氏(以後ソロー氏...そうあの森の哲人)が現地の作業にご参加頂けることになり(経緯はとりあえず割愛)格段に能率が上がりました。自然の造詣に深く生まれつきナチュラリストで、動植物の名前、植生はもちろんこの河川のあらゆる枝流の情報にも通うじておられる”森人"フィールドワーカーであらせられます。
作業後、ソロー氏のお仲間所有の河畔にそびえるログハウスのテラスの昼食にご招待頂き、生まれて初めて頂く山の幸の数々と美酒にご相伴授かりました。眼下に流れるフリーストーンのせせらぎのBGMでついつい杯もすすみ、気がつけば日没近くまで川の話、山の話、釣りの話で盛り上がりいつしか酩酊の足どりに.....
手順1.クーラーの消毒ブースで手、小道具のレードル、箸を洗浄し選卵にかかる
手順2.クーラー、クレードル、運搬箱に配置しリズムよく死卵を取り出す
手順3.設置場所は沢からの流れだしだが伏流水で水量は安定しているらしい
手順4.ソロー氏おすすめの隠れ沢では自ら設置場所の造成をされました
本流に設置されたクレードル...流れだしに設置したにも関わらず微妙な伏流水の関係でケース内の流れが適切でなく死卵が目立つが枝沢に比べ水温が高いので発育が良くさいのうをつけたまま活発に泳ぎまわっています。(11/25設置11日後) 枝沢の方はさすがにソロー氏が管理していただいたのでとても優秀な成績です。卵のからはスリットから自動的に箱の下に流失されています。クレードルで残留数が多い時は年内に二次放流の必要が有ると両者話しました。(同日)
稚魚のさいのうはとてもソフトで変形自由。本流のクレードルはさいのうをつけたままの稚魚がスリットからかなり抜け出して少なくなっています。箱の直下を探しましたが姿は見あたりませんでした。どうか無事に育って欲しいものです。(12月4日設置20日後) 枝沢のクレードルでは設置された二つにも発育に差が有りました。流れ込み直下では水温が多少冷たいのかまだ動きが鈍く、次の落ち込みに設置した箱はさいのうをつけたままスリットから抜け出て、画像右のように川底でごろごろしています。
お知らせ・・・2004年よりソロー氏(のちニコリ氏にHN変更)の釣り仲間を中心とした人々と合流して
Hiba-riverkeeper(比婆リバーキーパー)を設立して発眼卵放流を引き継ぐことになりました。
釣りだけでなく様々な分野の自然に対して思い入れのある方達が自発的に集まって楽しんでいます。

県内ははもとより、近県の参加者も会員を募集中です。是非お問い合せください。HPはこちらです